こんにちは！茨城県稲敷郡に拠点を構え、民間工事・公共工事の土木工事一式を行っております、株式会社アイ・ケーシーです。
河川は法律によって、等級や管理する区域が定められており、工事する際の関係機関もそれぞれ異なります。
台風などの被害は大きい河川になるほど被害も大きくなるため、堤防・水門・川底の強化などが行われているのです。
今回は、河川工事の基礎知識として種類と管理についてご紹介します。
河川の等級と種類
河川は、一級河川・二級河川・準用河川・普通河川の4種類に分類されます。
一級河川は国土交通省が管理しており、流域面積が大きい水系の中で特別に重要な河川として指定された河川です。
また、水系の中で一番大きい川は本川ともいいます。
二級河川は都道府県知事が管理し、比較的小さい河川の中で一級河川の次に重要度が高い河川になります。
準用河川は市区町村が管理しており、前出の本川から分かれた末端の河川、それ以外の河川法の一部を準用する区間です。
普通河川は市区町村が管理し、河川法が適用されない小河川のことです。
護岸工事・築堤工事
護岸工事は川を流れる水の作用から河岸や堤防を守るために、コンクリートや鋼鉄で岸を補強する工事です。
河川や沿岸など堤防の保護や、自然を維持するために植林なども行います。
築堤工事は大雨による河川の氾濫や洪水を防ぎ、河川水位が上がった際に外へ流出しないように盛土を行う工事です。
軟弱な地盤の場合は十分な締め固めのほか、地盤沈下対策に大型コンクリートブロックなどの特殊堤防を行うこともあります。
樋門工事・河道掘削工事
樋門工事は雨水などが河川に合流し、河川の水位が洪水などで高くなったときに起きる逆流を防ぐための工事です。
堤防の中にコンクリートの水路を通して設置し、比較的小さなものを樋管、箱型などの構造で規模の大きなものを樋門と呼びます。
河道掘削工事では、河川の底にある土砂を掘削し、水位を低くして水が流れる面積を広くします。
川の中にある堆積物を取り除くことで、大雨などによる洪水の危険性を防ぐ工事です。
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
